4月4日より新刊本屋さん始めます

4月4日より、茅ケ崎にあるブックカフェ「BOOK PORT CAFE」さんの一画をお借りして、新刊本屋「こんぶトマト文庫」を始めます。

これまで僕は、吉祥寺のブックマンションや西荻窪のBREWBOOKSなどのお店で棚を借りて本を販売していましたが、そちらでは主に自前の古本やクラウドファンディングのリターンの本を置いて販売していました。

今回のブックポートさんでは、出版社などから仕入れた新刊も扱っていきます。

取り扱う本は、文芸書・人文書・漫画・絵本などを中心に、生活の中にある普遍的な言葉を捉え直し、考え、したたかに生きるための本を取り扱っていきたいと思っています。ブックポートさんの蔵書となじみがあり、それでいて新しい流れを起こしていけるような棚を作っていけたらと。

使用する棚は横幅80cmほど。なのでキャッチコピーは"80㎝の本屋さん"です。棚に置いてある本だけじゃなくって、注文したい本があれば随時承ります。ちょっとお時間を頂戴してしまうかもしれませんが、ご承知おきください。

テーマは「恢復(かいふく)のための本屋」。以前ブックマンションとジュンク堂書店吉祥寺店さんのコラボイベントでジュンク堂さんに置く本を「2021年に読みたい本」というテーマで選書をしたのですが、その際に追加で自分に設けたテーマが「恢復」でした。自分としてはとてもしっくりくる言葉だったので、今回も引き続き当用することにしました。

「恢復」について詳しくはこちら。選書の際に作成したフリーペーパーの冒頭部です。

冒頭にも書いたように、開店日は4月4日の日曜日。営業時間はブックポートさんの営業時間に準拠して日曜日から水曜日までの10時から18時まで。詳しくはブックポートさんのホームページへ。

1年半と少し前、愛知から神奈川に越してきた頃は一体どんな生活が自分を待ち受けているのだろうと思っていましたが、まさか新刊本屋を始めることになるとは思いもよらなかった。

何よりもまずは、やっている自分たちが楽しく在れるようなことを、そしてその楽しさを多くの人と共にすることが出来るようなことを、これからやっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。