10月の営業スケジュール・マルシェ、読書会、ブックバザーのお報せ
ようやく酷暑が過ぎただけ、今なおどうにも部屋が蒸し暑いです。
私事ですが、この夏はほとんど掛け布をせずに夜を過ごしていたのですが、おかげさまで近頃になってそれが必要になった時に「どうやって使っていたっけ?」と少々困ってしまいました。使うも何もバッと広げてバッと被ればいいだけの話なのですが。
来月くらいには肌寒くなってきましたねェ、等と言う話ができればいいな等と思っています。
9月の営業スケジュールのお報せです。
今月は通常営業のほかが盛りだくさんです。
・BOOK PORT MARCHE 10月9日(木)
・勝手に読む読書会(こんぶトマト文庫) 10月19日(日)
・BOOK PORT CAFEの読書会 第Ⅳ期(BOOK PORT CAFE) 10月25日(土)、26日(日)
・BOOK PORT BOOK BAZAAR 10月25日(土)
となります。
毎月、私かBOOK PORT CAFE店主が交代で書いている「私たちのまち寄港」ですが、ご覧の通りお報せ欄がイベントのことでいっぱいとなりましたので休載となっております。ご了承ください。
せっかくなので少々こぼれ話を。「私たちのまち寄港」は私共が行った事ある・行ってみたいと思っている場所を交互に紹介しているミニミニコラムのようなものになります。
現存しているか否かという縛りもなく、以前私は名古屋ボストン美術館の話などをしました。かつて名古屋に住んでいたこともあるので、訪れたことがあったのですね。他にも豊田市美術館だとか。
特に明確な選定条件などを設けているわけではありませんが、うっすらほんのりと「文化的施設」を選んでいます。なので今月は私が当番だったのですが、本当はとある映画館を紹介しようと思っていました。それはストックとしてまたいずれ。
開催の順番は前後しますが、冒頭でまずこちらをお報せいたします。
先日も別記事で紹介しました、BOOK PORT BOOK BAZAARのお報せです。
本企画に意図や詳細については下記リンク先をご覧いただけますと幸いです。そこそこ長いです。
ずいぶん先だと思っていたのですが、これも気づけばあと4週間後に迫っているわけです。早い。
その頃にはこの暑さや台風もひとしきり過ぎてくれていることを願ってやみません。
偶数月の第二木曜日に開いているBOOK PORT MARCHE、いったん奇数月の9月を挟んで再度偶数月の10月開催です。
9月は11日に開催したのですが予報では雨の公算もそれなりにある中で「14時終了」と時短での開催をいたしましたが、幸いマルシェ中は雨に降られることもなく、夕方の雨の前に完全撤収も終えられて一安心でした。とはいえまだまだ暑い一日でした。
10月はどうにか収まってていただきたい。
いつもは本を楽しむお店のBOOK PORT CAFEに数々の美味しいものがやってくるBOOK PORT MARCHE。
おむすび弁当のはますかむすびさん、梅干しの飯島清太郎商店さん、生菓子に焼き菓子のAtelier AliceLapinさん、自家製酵母パンのJiJiさん、無農薬野菜のあぶさんふぁーむさん。いつもの美味しい面々が並びます。
木曜日は普段定休日のBOOK PORT CAFEもこの日は営業日、マルシェで買ったものを店内でお召し上がりいただけます。
また店主持ちよりの古本市も変わらず開催です。こちらもぜひとも。
雨天の場合は中止となります。開催の可否については前日夕方にインスタグラム・Blueskyでご連絡させていただきます。
ご来店・ご来場お待ちしております!
こんぶトマト文庫主催の「勝手に読む読書会」、第2回は半年かけてドストエフスキーの『罪と罰』を勝手に読んでいきます。
勝手に読む読書会、とは。
・とりあえず何となく知名度があって、
・そこいらの本屋さんにまず置いてありそうな、
・ちょっと読んでおきたいなという気持ちにさせてくれる、
・とはいえ結構分厚いし、
・読むのけっこう時間かかりそうな本
と、いう本を各々勝手に読んでいく読書会になります。
ドストエフスキーの『罪と罰』は10月まで。私はまだ上巻も読み切れていないのですが、果たして最後まで読み切ることができるのでしょうか。
そして11月からの読む本は、武田百合子の『富士日記』です。
先のブックバザーで輪読する本と奇しくもしくも同じになりました。自分たちでやっておいて奇しくもってなんですかと思うじゃないですか。今コレ書いている私もそう思います。でも、それぞれの企画を別に回していって、どの本を選ぶかと言う事を考えてみたときに、どちらもが『富士日記』でカチッとかみ合いました。ので、重複するのはむしろなんだか気恥ずかしさすらある中ではありますが、次回の「勝手に読む読書会」でも『富士日記』を読んでいこう、と思った次第です。
『富士日記』は武田泰淳・百合子夫妻が富士山麓で過ごした十三年の日々を綴った日記文学。それにあやかり、「勝手に読む読書会」では十三ヶ月、来年の11月までこの作品を読んでいこうと思います。
申し込みなどは必要ありません。参加料もありません(カフェでワンドリンクオーダーをお願いします)
いっそ手ぶらで来られてもBOOK PORT CAFE店内のこんぶトマト文庫にて新刊を販売しております。
『罪と罰』は岩波文庫・新潮文庫・角川文庫・光文社古典新訳文庫。4つのバージョンから選べます。『富士日記』も中公文庫の上中下が入荷しましたので、こちらもご興味ありましたら是非。
今回も勝手にお待ちしております。
時代・形式問わず鎌倉を描く作品を集めた異色のアンソロジー『鎌倉遊覧』を読み進めていくBOOK PORT CAFEの読書会第Ⅳ回、今月は立原正秋の『薪能』となります。
作品名である薪能は、鎌倉の伝統芸能のひとつで(思いのほか歴史は古くない)、毎年10月に鎌倉宮境内にて行われているようです。今年は10月10日(金)の開催。あいにくと全席完売とのこと。たまたまですが、昨日見たとある映画にも能楽のシーンがありました。伝統芸能にはあまり縁のない生活をしてきていますので、一度は実際に観覧してみたいものです。
薪能についての詳細は下記リンク先をご覧ください。
収録されている『鎌倉遊覧』はこんぶトマト文庫でもお買い求めいただけます。
開催日は変わらず第四土曜日の夜と翌日曜日の朝。お問い合わせ・申し込みは
BOOK PORT CAFE
電話:0467-82-0944
メール:bookportcafe.yoko@gmail.com
までお願いいたします。
来月は色々と盛りだくさんで、その準備も着実に進めているところとなります。
そしてそれとは関係なく、BOOK PORT CAFE店主と共に制作している小冊子、『游書簡”舫”』の十八号が本日出来ました。近々店頭でもお配りし始められると思います。
とはいえ、先にも触れましたように気候はまだまだ容赦ない状況です。
先週の金曜日、非常に体調が悪く夜はすっかりダウンしてしまっていました。そのまま寝たら治ってくれているのはとても有難い限りですが、やはり無理をしてはならないという警告のようなものなのでしょうか。睡眠に限らず、食事もしっかりと摂らねばいけません。
ということで、先ほど自宅にてルーロー飯を作っていました。バラ肉の油は容赦がないです。美味しい。
皆さんもどうぞお身体は大事に。
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