5月の営業スケジュール・ブックバザー、読書会、イベント出店のお報せ
もうすぐ5月です。
ゴールデンウィークと言えば、毎年コナンの新作映画が上映されていますね。あれ工藤新一や毛利蘭の誕生日がその辺に固まってて、それをネタにした映画が第一作として制作されたのがきっかけで定番化したのかな等と勝手に思っています。
電車の中のディスプレイで今年の新作の予告編が流れていましたが、コナン君は冒頭に少し出てくるくらいで、あとは知らないおっさんたち中心で進んでいったので、随分前にコナンリアタイ脱落勢には一体誰が誰だか……CV.アムロな安室さんがいるのはなんか知ってます。
そんな話はさておき、5月の営業スケジュールと催し物のお報せです。
5月はまず主催のイベントとして
・BOOK PORT BOOK BAZAAR 5月3日(土・祝)
定例の読書会として
・勝手に読む読書会(こんぶトマト文庫) 5月18日(日)
・BOOK PORT CAFEの読書会 第Ⅳ期(BOOK PORT CAFE) 5月24日(土)、25日(日)
そして「BOOK PORT CAFE&こんぶトマト文庫」という名前で
・大磯ブックマルシェ 5月17日(土)
への出店を予定しています(※イベント自体は17日(土)と18日(日)に開かれます)
今月の「私たちのまち寄港」はBOOK PORT CAFE店主です。
紹介いただいたのは、平塚市にある平塚市美術館。私は訪れたことがない場所です。
全く存じないところだったので、へぇーと思いながら読んでいたのですが、終わりがけに「受付前にいる3メートル余りの木彫りのユニコーン二頭」という文言に驚かされました。なんでも湘南にゆかりのある作家さんによる作品とのことですが、ネットで検索してみた感じ。聳え立っている、というのがしっくりくる佇まいをしていました。何も知らずに訪れたら、あまりの突然さに動揺してしまいそうです。
大きくて異様な存在感あるものって、見るとものすごく動揺していっそ笑ってしまう時があります。大阪で太陽の塔を初めて見たときもそうでした。あんな存在が鬱蒼とした森からヌッと突き出ているのは非日常甚だしい。
5月3日(土・祝)は、BOOK PORT CAFE店主と協働でBOOK PORT BOOK BAZAARを開きます。今回が初の新企画です。
日時:5月3日(土・祝) 11~16時(雨天中止)
場所:BOOK PORT CAFE
開催に至る経緯や思いについて端的にお伝えします。
私共はこの企画の主旨を「本を介して、社会の中に遍在する”善意のようなもの”の環流の一助を担う」こととしています。
日々胡乱なことが起きては止まずを繰り返す社会で生活する中で、その全てに対して等しく手を差し伸べることは叶わないとしても、何もせずに見過ごすことは受け容れがたいと感じています。私たちがそれぞれの内側に持つ“善意のようなもの”を、わずかずつでも社会の中で環流させていくことができないだろうか。
そう考えた際に、日ごろから本に触れる生活を営んでおり、また店を介して「店がある場」を軸とした活動を継続的に行なってきている私どもにとって最も適する形として、ブックバザーという形態を実施してみようと考えました。
チラシ下部に書かれている通り、今企画の売上については経費を除いた全額を、BOOK PORT CAFEが位置する茅ヶ崎市富士見町にある「白十字会林間学校」様へ寄付をいたします。ゆえに、名称もバザーとなっています。
一箱古本市は計4組の方に出店いただくことになりました。屋号を掲げ方々への出店を精力的になさっている方から、普段こんぶトマト文庫で書籍を買ってくださる方まで。
普段の土曜日はお休みのBOOK PORT CAFEも、この日は古本を販売する一部スペースを除いて営業しています。
大型連休の初日とも途中とも言える日ではありますが、ご来店・ご来場をお待ちしております。
地味にご好評いただいている「勝手に読む読書会」の第2回が始まります。
『百年の孤独』(第0回)『吾輩は猫である』(第1回)を読んできて、今回はロシア文学の巨峰、ドストエフスキーの『罪と罰』を勝手に読んでいきます。
実は映画版の『罪と罰』は観たことがあります。とはいってもこちらもいくつかバージョンがあるのですが、私が観たのはアキ・カウリスマキ版です。ウィキ情報で恐縮ですが、「ひとまず有名なやつで」という注釈付きで計8作紹介されていますね。マイナーなのを含めたら本当に数多くあるのでしょう。日本でも漫画の題材とされたことがしばしばありますね。手塚治虫や大島弓子、漫画太郎などなど。閑話休題。
今回の読書会にあたり、こんぶトマト文庫でも『罪と罰』を取り扱っていこうと思ったのですが、今サッと手に入るだけでも計4社から文庫が出ているのですね。岩波文庫・新潮文庫・角川文庫・光文社古典新訳文庫。果たしてどれを扱ったらいいのでしょうか、ここでサッと「いやここはこの文庫がこういう訳で素晴らしいからこの文庫」と言えたら格好いいんでしょうけれど、それができるんだったらそもそも本企画に抜擢されないという話なのです。何故なら私が読んだことないものを選ぶことが大前提となっているので。
いずれにせよ、近々店頭に並べられると思います。こうご期待。
そしてどれも一冊では終わってくれず、上下巻、あるいは1~3巻となりますので、期間もいつもよりやや長めの半年を設けました。果たしてそれでも読み切ることができるのでしょうか。
参加費は不要です(ワンドリンクのオーダーをお願いします)
事前の申し込みも不要です。
皆さまのご参加、勝手にお待ちしております。
BOOK PORT CAFEの読書会第Ⅳ期、鎌倉を題材とした作品が編まれた一冊『鎌倉遊覧』を読む読書会です。第二回は、
泉鏡花『星あかり』 高浜虚子『道』
の二作品を読んでいきます。
初回からいきなり和歌を読んでいく、という展開だったようですが、話を聞くところによると無事昨日今日の読書会は終了したとのことです。古地図なども用意されていたので、今私たちが知る鎌倉と、歌の中に詠まれた鎌倉とが輻輳して、より深く読むことができたのではないでしょうか。
開催日は変わらず第四土曜日の夜と翌日曜日の朝。既に日曜日は定員とのことですが、土曜日はまだ空きがあります。お問い合わせ・申し込みは
BOOK PORT CAFE
電話:0467-82-0944
メール:bookportcafe.yoko@gmail.com
までお願いいたします。
5月17日(土)・18日(日)に神奈川県大磯町で開催されるイベント「大磯ブックマルシェ」にBOOK PORT CAFE&こんぶトマト文庫で出店します!
会場はいくつかあるのですが、私共が出店するのは大磯港のすぐそばにある大磯コネクト、その2階になります。
BOOK PORT CAFE店主と定期的に作成している小冊子『游書簡”舫”』を中心にあれこれ持っていく予定にしているのですが、せっかくなのでと『舫』の増刊号も作成予定です。先日ちょっと大磯に行ってみた際に「すごくステキなお店がある!」という発見もあったので、それもびしっと反映した小マップも作成予定です。なんとか来週中には完成させたい所存。
開催時間は
17日(土) 11~17時
18日(日) 10~16時
となります。私共は17日のみ参加予定です。なので18日に大磯コネクトの真横で開催される大磯市には行けず。残念。あれもすごい賑わいですよね。
個々は屋内の開催となるため雨天決行となっていますが、やはり晴れやかな海へ向かっていきたいところなのでどうかスカッと晴れていただきたい次第。
皆さまのご来場お待ちしております!
先月予告してはいましたが、改めて見ると5月はたいそう盛りだくさんな気配です。
大型連休、とは言いますがまさにその開催日と後処理、そして次の準備で忙殺されて終わってしまいそうな気配がぷんぷんします。
とはいえ、もとより「たくさんの人が休んでいてどこもかしこも込み合っているときは家にいたい」という性分なので、その方がちょうどいいとも言えます。昔読んだ『H2』で主人公の父親であるダメ親父が「サボるなら健康な時に限ります」と自分とこの社長に言っていて、いっそ素敵だなと思いました。とりあえず懲戒処分を喰らった形跡はありませんでした。人が働いているときにこそ休みたい。でも結局それは次への準備に充てられる気がしなくもないです。
いつまで走るのでしょうか。ずっとでしょうね。それがいいのだと思います。
5月もどうぞよろしくお願いいたします。
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