4月14日(月)23時56分

単なる趣味の問題なのかはたまた今のものについていけないからなのか、

コーチェラを流していても全然ピンとこない。

何年か前からYouTubeで音楽フェスの様子を観ることができるようになった昨今、はるか遠くアメリカの砂漠で開かれている音楽フェスの様子も家の椅子に座りながら楽しめる。無論臨場感は本物のソレに勝るはずもないのだけど、それでも今どういうものが"最先端"にいるのか、皆が何で熱狂しているのか、その一端を感じ取ることが出来る。

しかし、それは今の自分の琴線に触れてくれる様子がない。

これが今の世界の潮流なのだとしたら、今の自分は全くそれに乗ることができないでいる。


コーチェラと言われて思い出すのは、2014年のDaughter。


このライブ映像を観て一気に好きになり、そこから他のライブ映像も観漁っていた時期があった。結局この一本に収まっている。

ダンスやアイドルやヒップホップが流れている昨今ではあるけれど、自分の源流はやはりこういう音楽にあるのだろうとつくづく思う。

ラストの一曲「Home」のパフォーマンスは圧巻なのでお時間ある人は是非観てください。


今年はいろいろと変化していきますよと言っていたうちのひとつ、ブックバザーの開催を来月に控えている。

日々の仕事に勤め、そのはざまで企画のことを考える生活の中で、そもそも自分は何故これをするのだろうか、といったことはずっと自問し続けている。それに対しての明々白々とした回答はなく、そしてそれらしいものを形成して提出したところで、「それだけでは足りない」という気持ちがある。

少なくとも、「これをすることが楽しいからやりたいのだ」という感情は無い。どちらかと言えばあれやこれやと苦しみながらやっているのだと思う。淡々とやるには情がある。そして得るところのものは特に何もない。手放しの称揚や承認をそこで需給したいのかと言えば、多分それはよそで別の方法で行なった方がよほど効率も良いし確実に寄与される。とてつもなく効率の悪い方法で進んでいる。そしてそれは楽しみを原動力としていない。

整理してみると、つくづく何故これをするのだろうか、と思ってしまう。

その辺りは以前インスタにもまとめて書いてみたのだけれど、実際にブックバザーをやる前にブログへまとめてみた方が良いのかもしれない。


企画の度に何かしらの木工品を作るのがまるで習わしであるかのような活動をしていて、今回もその御多分に漏れずちょっとしたものを作る予定になっている。スケールは小さいから家の中で作ることが出来る、と思う。

そう、引っ越しをして荷物を整理してスペースを設けたことで、家の中で少々の木工作業を行なうことができるようになってしまった。さすがに木くずが飛び散るような作業はできないにしても、ちょっと切ってやすりをかけてくっつける、くらいのものはできてしまう。

いつかは工作室が欲しい。できれば溶接ができるやつ。アークでいいから。

こんぶトマト文庫のふみくら

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