1月の営業スケジュール・読書会のお報せ

既に4日経ってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

既にお餅をたくさん食べています。美味しいですよねお餅。でも食べ過ぎ注意です。


ということで、1月の営業スケジュールと催し物のお報せです。

今月は

・勝手に読む読書会(こんぶトマト文庫) 1月19日(日)

・BOOK PORT CAFEの読書会 第Ⅲ期(BOOK PORT CAFE) 1月25日(土)、26日(日)

を予定しています。

事後の話となりますが、年始営業、ならびに舫15号の刊行は無事完了しました。

ご来店くださった皆様ありがとうございました。

元旦から営業、というところにこだわりがあるわけではなく、あくまで「通常時から日~水曜日の営業なので年末年始もそれに則って営業する」という理由での開店でしたが、それでも少なからぬ人にお越しいただき嬉しかったです。

なお本年は12月31日が水曜日にあたるため、おそらく来年の元旦営業はありません。ご了承ください。家で寝てましょう。寒いので。


今月の「私たちのまち寄港」はBOOK PORT CAFE店主より、大磯町立図書館の紹介です。

辻堂・茅ヶ崎駅からJRの東海道線で程ない距離にある大磯駅、そこから海に向かって歩いて3分ほどで着く図書館です。大磯はよく町全体での催し物が開かれていて、私もその都度寄れたらふらりと寄らせてもらっている図書館になります。書籍関連のイベントでは参加もされていて、その時々のテーマに合わせた展示も行なっています。ああいうところが歩いてすぐのところにある町、とても良い。


こんぶトマト文庫が主催で行なっている「勝手に読む読書会」、ひとまずの第0回をやってみた結果、これは継続してやっていけそうだな(何故なら事前準備も何もないので)となったので、しばらく常態的にやっていこうと思います。

具体的にどんなの?って言ったら上に書いてある通りです。本当に事前に読んでくる必要もないし、読んでどうこう言い合うこともしないし、読み終わらなくても何も問題ありません。ただその場に来てお茶飲みながらなかなか手が伸びない本を読む、それだけの会です。会自体には参加費もありません(ドリンクのワンオーダーのみお願いしています)。


ということで改めましての第1回は、夏目漱石の『吾輩は猫である』を勝手に読みます。

『こころ』や『坊っちゃん』は国語の教材などでも取り上げられがちなのでご存知のうえ読んだことある方も多いと思います。しかし『吾輩は猫である』は、無論作品名は知っているしその冒頭もよくクイズ的に用いられたりパロディ元となったりする、にも関わらず、じゃあ実際に読んだことある?と言われたら、存外読んだことある方は少ないのではないでしょうか。私もないです。

ならば、一回読んでみたいよね、ということで、今回取り上げさせてもらいました。

過去に刊行されていたものも含めたら、岩波文庫・新潮文庫・集英社文庫・角川文庫・偕成社文庫などなど多数の出版社から出ていますが、もちろんどのバージョンを持ってきてもらっても構いません。漫画版や抄訳版などもあるようですが、どうしましょう、できれば原作に則ったものでお願いします。今調べてて知ったのですが、内田百閒が終盤で水がめに落ちた猫が這い上がったらそこは1943年でしたというパロディ小説を書いているそうなのですね。やりたい放題ですね。


参加ご希望の方は特に連絡も不要ですので、当日ふらりとお越しいただければと思います。


最後はこちら、BOOK PORT CAFE主催の「BOOK PORT CAFEの読書会 第Ⅲ期」です。

引き続きヴァージニア・ウルフの『灯台へ』を読み進めていきます。

長い第一部「窓」がようやく終わり、駆け抜けるように終わる第二部「時はゆく」までを読んでいきます。

以前お伝えした通り、私も実は参加しているのですが、この各々が思うところを子細に、そして時に適い時にすれ違ったままに物事がじんわりと進んでいく雰囲気は、果たして私たちの日常にもよくある光景なのだろうと読みながらつい思ってしまいます。

胸中にあるそれぞれの思惑と感情が交叉しあいながらも慎ましやかに進む晩餐の席、佳境の時となるのでしょうか。これから読むのでどうなるかを私は知りません。

こちらは該当箇所まで読了の上でのご参加をお願いしております。お問い合わせ・申し込みは

BOOK PORT CAFE

電話:0467-82-0944

メール:bookportcafe.yoko@gmail.com

までお願いいたします。


このブログを書いているのは冒頭にもあったように1月4日となるのですが、

実は昨日一昨日とお近くのはますかむすびさん前にて行われました「駅伝cafe」にBOOK PORT CAFE店主と二人でちゃっかり飛び入り出店させてもらっていました。正式に出るぜ!となったのは大晦日でした。

箱根駅伝にていくつか設けられている中継点のうちのひとつ、浜須賀交差点がお店からすぐ近くにあるんですが、それを目指して歩いてこられる近所の方々がいらっしゃるので、ならばそこでお餅や汁粉を販売しよう!みたいな催しでした。nagohakoさんがコーヒーやお茶、クレーム・エ・メティエさんがガレッド・デ・ロワを販売している横で古本やカレンダーを販売していました。お陰様で無事カレンダー納めができました。

1日は終日お店にいましたので、そういうことでようやく落ち着いた年明けになります。とは言っても、私事ですが今月は引っ越しも控えているのでちょっと慌ただしいのです。先月文学フリマ東京で販売していた同人誌『私のこれは趣味なのか』を今度は文学フリマ京都で販売するのですが、それについては一緒に作った友人たちに託すことにしました。行きたかった、京都…あと京都の本屋。鴨葱書店行きたい。


最後に真面目な話をすると、今年はまたひとつ試みをしていこうと思っています。ものになるかどうかは、全く自分に掛かっているところではありますので、なんとかやっていこうと思います。詳細はお報せできるタイミングで都度やっていきます。


本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

こんぶトマト文庫のふみくら

本屋「こんぶトマト文庫」のホームページです

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