今週の書評で気になった本 11月第2週

11月11日(土)毎日新聞書評より


書名:龍子 RYUKO①

著者:エルド吉水

出版社:リイド社

価格:1,430円(税込)

ISBN: 978-4-84586-164-4

強烈な緑の背景とバイクに跨った凛々しい女性の表紙が印象的な一冊。

自らを「劇画家」と称する作者が放つ、血と硝煙と涙に満ちた"愛"と"義"の物語。


連載当初に1話を読んで「なんだこれは…」となった覚えがあり、改めて今読んだのですが、悉く恰好良い。躍動感ある銃撃戦も全身を悲しみが貫いた一コマも存在そのものが説得力でしかない”凄み”がある。

先週の神奈川新聞でも紹介されていたのですが、とりわけ今週の毎日新聞評者の吉村和真氏の

「仕方ないから理屈はつけるけれどんなもん関係なく大好きだ」

という姿勢が溢流していました。確かに理屈ではない。

上記リンクから少し試し読みもできるのでぜひ読んでみてほしいです。

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