本が読めないぞ日記

帰宅して晩御飯を作って食べて、本どころか映画もアニメも音楽もろくに集中できず、今の時間に至る。これを書き始めた時点でもうすぐ0時。

読まなきゃならないもの(ああいう理由とかこういう理由とかがあり、ここはまぁ義務的なものがあると見ていい類の本)があり、それらを手当たり次第に手に取って、とりあえず目についたところから数行目で追って、何とか数ページばかり進んだところでギブアップ。みたいなのを10冊ばかり繰り返している。全然頭に入ってこない。

ついでにようやく「10年後にも読みたい本」の続きのブログを書き始めたものの、うっかりタブの×を押してしまって、保存されていなかった文章は何処とも知れぬところへと消えていった。残念ながら自分の頭にはなんとも頼りない程度の断片しか残っておらず、復旧は困難の見通しと言える。諦めてお風呂を入れ始める。


暖かいお茶が唯一の救いかもしれない。

この前名古屋に行った時、覚王山の参道にあるえいこくやさんで買ってきたティーパックのお茶がなかなかどうしてとても良い。元々はBOOK PORT CAFEの店主へのお土産で買ってきたものだったけれど、予想以上にどっさりと入っていたのでおすそ分けしてもらった。色も味もしっかり出るわりに渋みが少なくて飲みやすい。ついでにそこにイチゴジャムを入れる。バラライカの姐さんも飲んでいたロシアンティーだ。冷えたブリヌイは食べたことないけれど冷えたホットケーキなら食べたことはある、確かにあれは度し難い食べ物だ。ああいうものは暖かいものに限る。

コーヒー豆は切らしてしまっている。ずっと使っている、いつからだろう18の頃からだろうか、あのコーヒーミルはそろそろオーバーホールした方が良いかもしれない。いいとこのを買ってもらったもんだから、多分バラしてきちっと掃除したらまだまだ使える。でも買い換えてしまいたいという気持ちもある。私情的に。心情的に。勿体ない気持ちと相反する。


気が付けば0時も回っているし、お風呂もそろそろ溜まってきた。

たまに湯船につかりながら本を読む。賛否両論阿鼻叫喚になりそうな所業だとは思いつつも、わりと好き好んでやっている。主に文庫本。万が一湯船に落としてしまっても精神的ショックが少ないものを選ぶ。講談社の文芸文庫はまず持ち込まれない。なぜなら全部いい値段するから。借り物の本なんてもってのほか。今のところ一度も落としたことはない。今日こそ落としてしまうかもしれない、と思いながら今日も風呂で本を読む。

こんぶトマト文庫のふみくら

本屋「こんぶトマト文庫」のホームページです

0コメント

  • 1000 / 1000