歩いて5分の所に銭湯があればいいのに

宿題が溜まっている。夏休みでもないのに。

そのおおよそが自分で設定したもので、自分の内にあった「何かやりたい」という気持ちが方々で炸裂して、自分ひとりであったり誰かを巻き込んだり誰かに巻き込まれたりしながら、やりたいことから発芽したやらなければならないことばかりを積み木のように高く積み上げている。その高さにおののきつつも間違いなく楽しんでいる自分がいる。

でも、しっかりした土台がないまま無邪気にキャッキャと高く積み木を積んでいると、それはとてもアンバランスな状態で、積めば積むほどぐらぐらし、ほんの指先一つであっという間にすべて瓦解してしまう。

最近の自分の暮らしは、この土台の部分がいささか疎かになっているきらいがある。衣食住、その辺がけっこうおざなりだ。

今自分の内側から湧いて出てくるやりたい事々にがっぷり四つで立ち向かう前に、まずはそれ以前の外側のことをきちんとしていた方がいい。結局その手のことって、見て見ぬふりを自覚している間は頭の片隅にずっと存在がちらついていて、何をするにも集中しきれない。


ということで今からコインランドリーに行って来なければ。明日の仕事用のTシャツがもうないのだ。

こんぶトマト文庫のふみくら

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