1月の営業スケジュール、元旦営業・読書会のお報せ
これを書いているのは年内なので少々気の早いご挨拶ですが、来月の予定ということで先んじて、あけましておめでとうございます。
旧年中は多くの人に支えられて、またひとつ年を重ねることができました。
2020年1月にこんぶトマト文庫という屋号を掲げてブックマンションの棚を借りてから丸と6年が経ち、2025年12月をもってBREWBOOKSの棚を借りるのを止めたことで、シェア型書店の一角として始まったこんぶトマト文庫の流れにひとつの節目を作りました。
心機一転、という程ではありませんが、2026年は自分の立ち位置や本を売ることに対しての姿勢を一層整えていく所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
カタい挨拶も終わりましたので、1月の営業のお報せです。
今月は通常営業のほかに
・BOOK PORT CAFEの元旦営業 1月1日(木・祝)
・勝手に読む読書会(こんぶトマト文庫) 1月18日(日)
・BOOK PORT CAFEの読書会 第Ⅳ期(BOOK PORT CAFE) 1月24日(土)、25日(日)
となります。
今月の「私たちのまち寄港」は、BOOK PORT CAFE店主による伊東市立木下杢太郎記念館の紹介です。
医学者としてのみならず、文学者・芸術家としても多数の功績を残した木下杢太郎。それらの作品と彼が愛用していた眼鏡や万年筆などが飾られている記念館。
建物に隣接する形で現存する、素封家(そほうか)であった杢太郎の生家は伊東市最古の木造建築だそうで、市の指定文化財ともなっているとのことです。
伊東は随分昔に学生時代の級友と旅行に行った事があるっきりで、それ以降ご無沙汰となっている土地です(修善寺の方はなぜか何度か行った事があり)。
来年どこかのタイミングでふらっと訪れてみても良いなと思います。運が良ければ辻堂から乗り換えなしで行けますし。
例年の年末年始も通常時と変わらず日~水の営業日で通してきていたのですが、今年は12月31日の大晦日が水曜日、新年は4日の日曜日から営業の予定となるところです。
ですが、せっかくなら元旦も営業しましょうか、という流れになりましたので、今年も元旦営業を致します。
詳細は下記URL先にて。
このチラシは今月半ばごろからBOOK PORT CAFE店頭に置かせてもらっているのですが、思いのほか『フライド・グリーン・トマト』に好意的な反応をしてくださる方が多く、我ながら良いチョイスだったなと思います。
新年早々、ご来店お待ちしております。
こんぶトマト文庫主催の「勝手に読む読書会」、第2回は半年かけてドストエフスキーの『罪と罰』を勝手に読んでいきます。
勝手に読む読書会、とは。
・とりあえず何となく知名度があって、
・そこいらの本屋さんにまず置いてありそうな、
・ちょっと読んでおきたいなという気持ちにさせてくれる、
・とはいえ結構分厚いし、
・読むのけっこう時間かかりそうな本
と、いう本を各々勝手に読んでいく読書会になります。
これまで、『百年の孤独』『吾輩は猫である』『罪と罰』を読んできた読書会、11月からは武田百合子の『富士日記』を読んでいます。
先日、坂本龍一が綴った日記を軸にして彼の最期の3年半を描いた映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』をシネコヤさんで観てきました。思うところがあり2回観てパンフレット(というよりもはや副毒本)まで買ってしまいました。私が観に行った回では監督の舞台挨拶も行なわれたのですが、その際に「実際の日記には食べ物のことが(映画内で描写された以上に)もっとたくさん書かれていた」とありました。この『富士日記』にしてもそうですが、その日に何を食べたのか、何が食べたいなぁと思ったのか、そういうのを記すことが多いものなのでしょう。
『富士日記』を読んでいても、食べる話がよく出てきます。どこそこの駅で弁当を買った、町に降りてあれこれ買った、美味しかったまずかった等々。人間、生きている以上はおおよその場合何かを食べて生きています。その痕跡を窺うこと、それはその人の生活を知ることにほかなりません(『ハイパーハードボイルドグルメリポート』や、最近だと『ロッコク・キッチン』がその手の観点を持った本になりますね)。
申し込みなどは必要ありません。参加料もありません(カフェでワンドリンクオーダーをお願いします)
いっそ手ぶらで来られてもBOOK PORT CAFE店内のこんぶトマト文庫にて新刊の文庫(上・中・下)を販売しています。
今回も勝手にお待ちしております。
時代・形式問わず鎌倉を描く作品を集めた異色のアンソロジー『鎌倉遊覧』を読み進めていくBOOK PORT CAFEの読書会第Ⅳ回、今月は黒川創の『橋』となります。
本文は、2012年に刊行された短篇集『いつか、この世界で起こっていたこと』に収録された一篇。他の作品は未読なのですが、2011年の東日本大震災およびその後の原発事故を受けて書かれた作品集だそうで、各篇で過去に起きたものを含めて震災や戦争などが取り上げられているそうです。
本作『橋』は、1923年9月1日の関東大震災が起きた日の鎌倉のとある夫婦、そして現代の鎌倉に住まう作家と彼を訪れた編集者を描いた短篇となっています。
収録されている『鎌倉遊覧』はこんぶトマト文庫でもお買い求めいただけます。
開催日は変わらず第四土曜日の夜と翌日曜日の朝。お問い合わせ・申し込みは
BOOK PORT CAFE
電話:0467-82-0944
メール:bookportcafe.yoko@gmail.com
までお願いいたします。
本屋にBGMは必要でしょうか。私はあった方がいいよなと思う人です。
先日訪れた京都のとある書店では、同じく京都在住のミュージシャンの音楽が流れていました。お店の雰囲気を保ちつつ、それでいて本を選ぶ時の邪魔にならない。あまりけたたましくても耳に障ってしまいますし、かといって無音の中で本を選ぶのは少しばかりの緊張があるなとも思ってしまいます。絶妙な塩梅。
「雨と休日」というCD屋さんでCDを買うことがたまにあるのですが、花屋さんや洋菓子屋さんで流すために作られた音楽がCDとなって販売されているのを見かけます。試聴してみると、好みの差はあれどやはり雰囲気をしっかり持っていて、それでいてきっと邪魔にならない程度の緩和をもたらしてくれるのだろうなぁ、というものばかりでした。
昔働いていた書店では、いつもモダン多めのジャズのUSENが流れていました。お店のキャラクターとも合致していましたし、おまけに手間もかからない。いつも同じ時間帯に同じ音楽が流れるので何度も耳にして、すっかり気に入ってしまったのがDave Brubeckの『Unsquare Dance』です。特徴的な拍子がクセになります。
あらためて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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