『最高の三十代 ~Perfect SAN-JU-DAI~』販売終了と売上についてのお報せ(とおまけのお報せ)

2022年11月末、友人達と同人誌を作りました。

タイトルは『最高の三十代 ~Perfect SAN-JU-DAI~』。

名前の通り(と言うべきなのか)「最高の三十代」をテーマにして、小説やエッセイ、漫画や日記などを寄せて集めた一冊となりました。

お陰様でこちらは完売、現在のところ再版の予定はありません。



この同人誌は、企画の初手の段階で「売り上げは誰かのものとかせずに、全額どこかに寄付しようか」という了解をもとに話を進めていました。元より大した金額にはなりようがない値段設定だったのですが、どうであるとしても利を得るために始めたものではない以上、そこで出てくるものは全額手元に残さなくても良い、その方がいいとなりました。

寄付の送り先として、どういう切っ掛けがあったかはさておき私が個人的に寄付をしている、「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」を目指す活動をしている認定NPO法人カタリバさんへ寄付をすることにしました。世間一般が想像する30代というやつがどういうものか、正直その辺りよく存じないですが、でもこういうことをやってる30代だっているんですわ、という気持ちが少なからずありました。

その旨は同人誌の奥付にも記載させていただいています。


ということは、そういう前提でお客さんに本を売ったのであるならば、実際どれだけ売れてお金入って出ていって、最終的にいくら寄付したのか、それは公開するべきものだろう。

ということで、以下収支となります。

些か厳密さに欠ける代物でしょうしこれを例えばお役所に出したらなんだか怒られそうな気もしますが、ひとまずこのような収支となり、最終的な収益は「4,105円」となりました。BOOTHでの販売は、やはり手数料が痛いよなぁと思いつつも履歴がばっちりしっかり残る分、とても管理が楽でしたね。代えがたい楽さがある。

そして、この収益の全額をカタリバさんへ寄付しました。

寄付証明書は後日送られてくるとのことなので、今のところメール画面でとなりますがご了承ください。到着しましたらアップロードします。


※寄付証明書アップロード予定


ご購入いただいた皆様、改めて我々の遊びの結実したような一冊をお手に取っていただき本当にありがとうございました。拙稿は今読み直すのも大変恥ずかしいようなことを書いているので、できれば他の人のところを読んでください。あるいはイトイ圭さんの『おとなのずかん改訂版』を読んでください。原稿執筆時は2巻まで刊行されていましたが、のちに3巻が出て完結しました。

そして寄稿してくださった皆様ありがとうございました。各々多忙な中で原稿書いてくれたり編集作業してくれたり刊行記念イベント出てくれたりと、盛沢山でしたね。あれ2年前だそうですよ。早くない?人生。そろそろ四十路なのか我々は。最高の次はなんでしょう、究極かな。究極の四十代。炸裂の六十代。


そして、現在おおよそ制作完了しており、12月1日の文学フリマ東京39にて販売する予定の同人誌『私のこれは趣味なのか』の売上もまた同様にカタリバさんへ寄付することを予定しています。

今回のテーマもタイトルそのまま「私のこれは趣味なのか」です。なおこちらについてはこんぶトマト文庫名義ではなくて本名で書かせてもらいました。タイトルは「本を売る人」です。

詳細は後日別途ブログにアップします。


慣れぬことをたくさんしていますが、果たしてこれはやりたいからやっていることなのだろうか、そもそもやりたいことってなんだ、というぐるぐるにいつまでも惑わされている気がします。回しているのも自分なら回されているのも紛れもなく自分、コーヒーカップみたいですね。そういえば私は幼いころからああいったものをただ後先考えずにぐるぐる回してしまう子どもでした。今もそんな感じなのかもしれません。

こんぶトマト文庫のふみくら

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