9月14日(木) 出張BOOK PORT CAFE『舫』

9月14日(木)は藤沢市役所5階アトリウムにて、藤沢市のトライアルサウンディング事業を使用してBOOK PORT CAFE店主と共に出張BOOK PORT CAFE『舫』を開きます!

そもそもトライアルサウンディング事業とはなんですかという話だけ少し。

トライアルサウンディング事業とは、自治体(今回の場合藤沢市)が保有している物件・土地を有効活用していくための取り組みです。

すごくざっくりした解釈ですが、自治体が持ってる場をうまいこと市民生活の活性・経済活動の循環に組み込めていけないかということを、その場を民間の事業者や団体に貸して何かしらの事業をやってみてもらって、実際にこういう事業を行なったらこれくらいの収益が出ました/出ませんでしたということを試験していく事業、とのことです。

随分ざっくりした話だな、と思われるかもしれませんが、藤沢市の公式HPにはよりざっくばらんとした表現を用いて説明されています。めっちゃはっきり「実験」と書かれています。

ご興味ある方は下記URLをご覧ください。


13日に出店するイベント「本とおいしいものとすてきなもの」の主催である百色眼鏡さんからこの事業のことを教えてもらう、実際に藤沢市役所へお邪魔してご紹介いただき、実際にやってみますか、となりました。


で、今回出店する「アトリウム」ってなんですかという話です。

これは私も全然知らなかったんですが、藤沢市役所の5階に、いわば中庭的な空間があるんですね。四方をガラス・もしくは壁に囲われて、天井は完全に吹き抜けていて青空がよく見える、話だけ聞くと閉塞感があるようですがむしろ不思議な解放感がある空間。

どうやら本当に僕が知らなかっただけの話なのですが、藤沢市役所の5階フロア半分は市民に広く開放されている場のようで、アトリウムの他には各々好きに勉強・仕事・読書・サボりなどに耽っている「ラウンジ」があり、また広々として開放的な「屋上庭園」もあります。たまたま行ったのが夏休み中だったからか、10代の学生さんたち向けに開放された自習室もありました。

市役所というと種々様々な人が各々の用事を手早く済ませるために訪れる場、という印象がありましたが(もちろんそういう場ではある)、5階に漂っている雰囲気は、どちらかと言えば図書館のソレに近いものを感じました。非常にゆったりとした、自分のための時間。

とはいえそこは静かにしなくてはならない場、というわけでは決してなく、気の置けない友人と朗らかに談笑するシーンも幾度か目撃しました。無論その横でベンチに座り一息ついている人もいるので、屋内にある公園、といった風がより近しいかもしれません。


この日は名前の通りBOOK PORT CAFEが出張します。

BOOK PORT CAFEは現在茅ヶ崎市の平和学園すぐ近くにあるブックカフェなのですが、そこでは喫茶を楽しみながら「本を読む」「本を借りる」「(内設のこんぶトマト文庫にて)本を買う」ことができるブックカフェです。

それをおおよそそっくりそのまま出張させます。

アトリウムにはもともとベンチや机・テーブルが設置されているのでそこで本を読むことができますし、登録は必要になりますがその場で本を借りることもできますし、こんぶトマト文庫も出店するので本を買うこともできます。

ドリンクは普段と違うものとなりますが、両店主厳選の飲み物(試飲楽しかったです)を提供します。


また上記の通り普段からアトリウムを利用されている方々が多くいらっしゃる中での出店となりますので、可能な限り普段の利用を阻害しないよう営業する方針です。

もしこれをご覧になっている方のなかで普段アトリウムを利用されている方がいらっしゃいましたら、普段と変わりなくご使用いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。


今回は何もかもが初めての試みですので、今からとても緊張しています。

果たして無事終わるのか、そもそも無事に始められるのか。

これまた平日の昼間となりますが、ご来店お待ちしています!

こんぶトマト文庫のふみくら

本屋「こんぶトマト文庫」のホームページです

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