6月26日(月)0時9分
昨日までの煩雑な日々が一区切りした。
とは言っても、じゃあしばらくお暇いただけますねとは一切ならず、むしろ既にきりきり舞いとなっている。
まずは水曜日までに、ひとつ原稿らしいものを仕上げなくてはいけない。BOOK PORT CAFE店主と共同で製作している『舫』に載せる原稿だ。
今号から少し、いやだいぶ趣を変えたものを載せよう、となったのはいい。それは一向にかまわない。
そしてどういうものを載せたいか、果たしてその心は、といったところの詰めはできている。
問題はそれを規定の文字数で齟齬なく伝達できる文章を書くことだ。
使用できる文字はおおよそ350~400字。原稿用紙一枚分ほど。その中に書くべきことを書き連ねる。大変な作業だ。まだ10枚くらい使わせてくれた方がいい。
昔は文字数がたくさんある課題に苦慮したこともあったけれど、今ならわかる、短くまとめることの方がはるかに難儀だ。
これを載せてあれを削ぎ、どこを生かしどれを殺すか。
日ごろ文章を書くことに慣れ親しんでいない、というよりそれを習得する方向に向けてこなかったツケを強く感じている。
毎週新聞の書評を書いている人たちは本当にすごいな、とつくづく思う。いや、書評に限らない。コンスタントに何か物を書き続けられることはそれだけで凄い。
自分にできることと言えば、思いついたかのようなタイミングで当て所ない文章を気が済むまで垂れ流すのが関の山だ。
そんなことを書くくらいなら肝心の原稿に取り掛かればいいのに。団。
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