5月26日(金)22時52分

5月3日からおもて珈琲さんで開いていた企画が、今週の水曜日に無事終わった。

正確に言えばその後の処理、いわばお片付けが終わっていないし、ついでに言えば撤収してきた棚板が玄関のたたきに鎮座していて大変邪魔ではある。

とにもかくにも、一区切りがついた。


そして木曜日は寝込んだ。

朝起きた瞬間に、あ、ダメだ休もう今日は、となったので、連絡して終日休むことにした。

以前は無茶な日程の次の日も当たり前に動いていたのに、と思う一方で、そも昔は自前で企画を立案してそれにまつわるあれやこれやをこなしていって、といったことをしていなかった。

ただ自分の悦楽のために深夜バス往復の旅をしていた時分とは、その中身も意気込みも背負うものも相当違う。ように思う。

なのでそこは一緒くたにしても仕方ないし、疲れたときは休むが吉だということで、ずいぶんと寝ていた。部屋の中にずっといて、日が昇って落ちるのをただ眺めているような心地だった。実際は洗濯物を干したりごはん作ったりはしていたので、生活をしていた。


今の日常の関係上、何かしらの理由で病欠をする際はそれを証明する書類の提出を求められる。病院に行ったらそこの領収書、自宅療養するならドラッグストア等の領収書を。後者の場合、単なるレシートではなくきちんと記名欄がありそこに当人の名前を書くことを求められる。でなくては書類は受理してもらえず、ちょっとした不利益を被る羽目になる。結果今日提出した書類は無事突っ返されてしまったので、昨日行ったドラッグストアへ再度行く羽目になった。

往々にして、そういう「ちょっとした不注意が原因でめっちゃ面倒なことになる手続き」というものは、ちょっとした不注意が欠落しやすい時にこそ求められることが多い。普段あまり役所に行く立場にないような人が役所に行くときは、たいてい人生の何かしら節目にあるときで、そしてそれはわりとのっぴきならない状況であったりもする。

とりわけ、取り返しのつかない類の申請でそこの〇ひとつで大きく結果が変わる、というようなものの場合、予備知識や経験なしのぶっつけ本番で満点を出せる人は果たしていかほどいるのだろうか。

物事は可能な限りシンプルにすべきだ、と昔の偉い人も言っていたので、もっといろんなことがシンプルになればいいと思う。

そうは言ってもそうするわけにいかない歴史がそこにあるのだろう、私の甘っちょろい想像なんてやすやすと凌駕するような。法令の授業で歴史の話を聞いているとつくづくそう思う。


今度の日曜日もまた、あちこちで本のイベントが行われるようだ。みんな元気だ。

それを尻目に、自分は資格試験を受けに行く。

勿体ない、という気持ちも当然にしてあるけれど、そも今年はあれこれ資格を取得することを念頭に回していくと決めていた。そしてそれは今のところ順調に回っている。望むもの全てを総取るほどの腕力は持ち合わせておらず、またそれらを詰め込むには容量も要領も足りない。

欲張ったところでいたし方ないので、手が届くところから手を伸ばす。

こんぶトマト文庫のふみくら

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