5月15日(月)0時49分

展示企画中のおもて珈琲から雨の中直帰して、さすがに連日の疲れが祟ったのか着替えだけしてすぐに寝てしまった。

そのまま朝まで寝ていたらいいものを変な時間に起きてしまい、加えて夕食を摂っていなかったものだからお腹が空いていた。

ので、ヨーグルトにミューズリーを混ぜたものを食べている。今。

プレーンのヨーグルトにはちみつを入れて、こちらも甘味はついていないミューズリー。程良い。たまに入っているナッツ類がもっと入っていたらいいのにと思う。別枠で無塩のミックスナッツを買ってそれも混ぜたらいいのだろうけれど、多分それを買ってしまったが最後、空っぽになるまで一気に食べ尽くす未来が見える。

昔祖父母の家に行ったとき、常にグリーン豆が缶で置いてあったことを思い出す。油分と塩分が凄絶なことになっていたであろうあのお菓子、常食するには危険な代物だと思う。でもあるときっと食べてしまうであろうことは容易に想像できるので、その手のもの含め家にお菓子は常備していない。

たまに買って置いてあるのは、ポップコーン。アルミ鍋をそのまま火にかける味付きのものではなくて、シンプルに弾ける前のものを一袋。100gから150gくらいの分量のものをよく見かけるけれど、一度に全部はできない。半分くらいで7,8リットル程度の鍋いっぱいに出来立てのポップコーンが溢れる。それをわっさわっさとお玉ですくった大皿に山盛りのポップコーンを片手に、映画を観る。絵に描いたような光景をしてみるのはなんだか嘘くささも漂っていて、でも間違いなくそこにいるのは自分であるという眼も存在していて、面白い。


企画が始まったら一気に暇になる、というのはきっと幻想だろうと思っていたけれど、やっぱりその通りだった。

三週間の会期がある企画である以上、そしてその間に様々な物品を販売するものである以上、まず当然そこに変動は生じるし、欠けたものを補っていく作業は発生する。

また今回は、なんだか調子に乗って「在廊」という表現を使用しているが、会期中お店にいて、ポルトレの写真やポケットアンソロジーを見てくれているお客さんと話をする日を設けている。無論平日は無理な相談なので、土日どちらか程度のものだが、それでも直接お客さんに展示物の説明をできる機会があることは素直に良いことだと思うし、面白い縁もできているのではないかという手ごたえもある。

何から何まで、つくづく良縁に恵まれた企画であると思う。


雨がやまない。

夕方からずっと、大降りになっては小康、また本降りになって弱まって、を繰り返している。

本当は歩いて程ない距離にある宅配ボックスへ荷物を取りに行きたい。出来れば明日(それとも今日)使いたい道具が届いている。この天気の中、なかなか行こうという気力が沸かない。いずれにしても今日明日の間に行かないと返送となるので、どこかで踏ん切りをつける必要がある。


次の週末と、企画最終日兼搬出予定日は晴れてくれればと願う。組み立て式の棚ごと持ちこんでいるので、搬出の荷物はずいぶんな量になる。

当座の目標は、今回ほど大掛かりではないスペースを借りて何かしらを販売する際に、キャリーいっこで搬出入が完了する体積、質量の組み立て式棚を作成すること。

ああいうものは自作した方が何かと都合がいいと思うのだけど、それは結局「作れるから」の発想故なのだろう。今日もひとつ、今後作っていきたいものの話をしていた。去年実は出ていたものの立ち消えたものの再来。ただ明らかに、去年のその時より発想が柔軟になっている自分に気づく。

きっとこれからも、ぶつぶつ何かを言いながら考えて、作れる限りのものは何でも作っていくのだろう。それでいいと思う。

こんぶトマト文庫のふみくら

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