2022年のお報せ(雑記版)

2021年もあと少しで終わろうとしている。

今年は本当にいろいろな出来事が起きた。社会情勢的にもなまなかならないことが多発し、憤り疲弊することもしばしばあった。来年こそはいい年になるといいのだけれど、と思う一方で、じゃあその為に何ができるかということは常に自問していきたい次第だ。それがたとえひどく見通しの悪い道先だとしても。

個人的には、こんぶトマト文庫の活動が大きく変わった。年明けにBREWBOOKSで棚を借り始めたと思ったら、4月からBOOK PORT CAFEで新刊書店を開いた。それに伴っての活動もなんだかんだと精力的に行なっていたように思う。その反省として、今年の中盤から後半にかけては本屋巡りや映画館・ライブハウス・美術館などなどに行くっていうのをだいぶと怠っていた。ようはインプットが足りていない。20代の頃の文化貯金(とでも言うようなもの)で食いつないでいる。それもだいぶと怪しいもので。だから来年は、活動をガンバるのはいいけれどその辺のバランスきちっと取ろうね、というのが活動方針となる。BOOK PORT CAFEの店主、ようこさんと作る『舫』も隔月ペースで三号まで作ったけれど、それも3ヶ月に1冊の季刊ペースにしようと思う。しんどくなってきたときは見直し時だ。


と、言いながらも。

来年1月から既に決まっていることがいくつかあるのでつらつらと箇条書き。


①2022年1月1日(土)、ブックマンションのお店番

今年に引き続き、来年も元旦からブックマンションのお店番します。時間は12時から19時の予定。

今年はテレビデオを持ち込んで「買ったはいいけれどまだ観てなかったから」という極めて合理的な理由のもと、キングクリムゾンのライブVHSを流していた。再三再四言ってますが、あんなしんどいことはそうそうないので二度とやらない。

来年の元旦は企画二本立て。

【冬休みもあと少しだしどっか出かけるとかいうのはやめてマンガ全巻セット買って帰ってあったかい家でぬくぬくしながら読破しちゃいなよフェア】

略して、冬マンフェア、です。

短めのおすすめ新刊マンガの全巻セット(一部続刊中)をいくつか持っていきます。本当はこういうのを棚にガガガッと並べて売りたいんよ、という私の内なる叫びを発散するためのフェアになります。どうぞよろしくお願いします。

【今年もやるよ!お年玉ブックフェア】

店内の書籍を1冊ご購入いただいた方に本を1冊プレゼント。中身は見えないようになっていて、表にポップが貼ってあります。それ見て気になったものをもらってけるという寸法です。

先着15名(予定)。こちらも是非とも。


②ブックマンション×ジュンク堂書店吉祥寺店コラボ企画

そしてこれも去年に引き続きの企画です。詳しくはこちら。

なおこれまた去年に引き続き、選書に絡めた小冊子を作成しようとしているのですが、進捗は今のところゼロですね。果たして間に合うのか。結局また元旦の夜にスンスン泣きながら作っているのか。反省してほしい気持ちでいっぱいです。どうぞよろしくお願いいたします。


③大船のポルベニールブックストアさんでお店番

具体的な日時はこれから決まっていくとこですが、鎌倉市は大船にあるポルベニールブックストアさんで幾日かお店番をします。

とは言っても、全くの一人っきりというわけではなく基本的に店長もいます。1月中旬にひざの手術を控えていて、術後はしばらく松葉杖生活となるので、その間のお手伝い要員として。

普段あれこれとお世話になってたりBOOK PORT CAFEのご案内もしてもらったりしておりますので、ここぞとばかりにはせ参じます。ここで企画でもイッパツ出来たら見ものなのでしょうが、特に何かするってわけではありません。よろしくお願いします。

(1/26追記)

昨今の感染状況などを踏まえ、可能な限り最低限の人員でお店番を回すことになったため、今回僕の参加は見送ることとなりました。




④一箱古本市、定期開催

この前の11月、秋の読書週間に関連して行なった企画「ヨーコさんとこんトマさんの秋の読書三昧」でやった一箱古本市、あれを定期開催することにしました。

以前は僕とようこさんの共同開催という形でしたが、今度は僕個人の企画として。

(1/2追記)

開催場所は引き続きBOOK PORT CAFE店頭、ようこさんには協賛という形で古本市に関わってもらいます。なんか書き方として「何かしら不穏な何かがあって三行半でも突きつけられたか?」みたくなってましたが、変わらず仲良しです。

(追記終わり)

募集要項はおおむね以前のものと変わりないものにしようと思っています。次回の開催は3月で、そこから4か月毎の開催を予定しています。年3回ですね。

1月の中頃までに改めて募集のお報せをします。




とりあえずざくっと決まっているものを羅列しました。

このほかに、例えばこの前のダバダラ会のまとめだとか、同じく「読書三昧」の時に皆さんに書いてもらった辞書の編纂だとか、当然次の『舫』の準備だとか、ここんとこご無沙汰になっているCの辺りさんとか、もろもろと。

『舫』の二号裏面で、ようこさんが僕のことを指して「日々更新する航海図が彼の手中にあるようです」と評しています。

なんだかカッコいい感じの文言ですけど、よくよく考えると「毎日勝手に更新されてく航海図とかポンコツが過ぎないか??」となりました。実際そんな感じがするから何も言い返せない。とても気に入っています。


本当は明日谷保へ行って小鳥書房で年越しするぞ!と思ってたんですが、さすがに体力的に無理があるなと、というか誇張抜きで倒れるなと、そんな気しかしなかったので断念しました。無念極まりない。

来年も健康でありたい。やりたいことできなくなるから。

こんぶトマト文庫のふみくら

本屋「こんぶトマト文庫」のホームページです

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