みせがまえ(旧note)

一昨日の5日、ブックマンションへ行き「こんぶトマト文庫」の棚を作ってきました。

店の中には店主の中西さん、そして本日店番の「BOOKS ばらばら」さんがお見えでした。

最初に棚の位置を決め、次いで棚の番号を頂きました。棚の番号は21番でした。

場所も決まったので、中に収める本の準備をしていきます。

スリップはあらかじめ家で挟んできていたし、おおよそ同じサイズの模型(段ボール製)を使ってだいたいこんな感じで並べようという予行演習も済んでいたから、すすっと完成。

こんな感じのバンド・デシネ棚になりました。


A4版のものは王道のBDを中心に、主に海外作家のものを。岸部露伴は、同一作品の国内外版見比べも結構面白いなと思って入れてみました。当然絵は一緒で擬音も日本語なのにセリフが違うだけでだいぶ雰囲気が違います。これ、先にフランス語版が出ているものになるんですが、最初から右開きなんですよね。セリフはもちろん横書きなのに。一番右端の『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』は見本誌となっています。

大判サイズのものは国内外入り交じったラインナップ。オノ・ナツメの『ラ・クィンタ・カーメラ』はこのぺんぎん書房版の方が好きな装丁なのですよね。『not simple』もそう。ただこっちは1巻だけしか出てないけれど…

四六版サイズのものはおおよそ日本人作家のものを。『イエローバックス』を描いている高浜寛は今月末にフランス語版、来月頭に日本語版で『愛人 ラマン』(原作:マルグリット・デュラス)を刊行予定。 http://to-ti.in/product/lamant 見本誌を置く予定なので、その際にはまたお知らせさせていただきます。

サウザンブックス社さんからいただいた、『レベティコ』のチラシを置くスペースも確保。今のところ日本語で読めるダヴィッド・プリュドムのBDが、棚にも置いた『JAPON』収録の短編しかない(と思う)ので、長編が読みたいのです。

https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/3322

その後少し中西さんとBOOKS ばらばらさん、そしてひそひそ書房さんと色々と立ち話。今後僕も店番をさせてもらうことがあると思うので、その説明も受けていました。

これの使い方とか。500円以上お買い上げいただくと綿あめ作れます。ぜひチャレンジして見事失敗してみてください。全然ふわふわにならない。

帰りしな、吉祥寺パルコの地下で古本市をやっていたので、人を待たせている呵責と戦いながらササっと見て気になったものを買ってきました。

『電話網の中の見えないミュージアム』は、そんなタイトルの催しがかつて行なわれたことは知っていたのですが、具体的にどんなものだったのかは全く知らず、いったいどんなものだったのだろうとずっと気になっていました。ということで買い。

『HARU, THE ISLAND OF THE SOLITARY』は、ジャケットの雰囲気がとても素敵だったし、こんなん多分レンタルで見かけることはまずないだろうしと言うことで買い。

『地上の記憶』、これ前に持ってたはずなんです。でも最近引っ越した際に本を整理した時にはどこにもなくて(『幻の花』はあった)、仕方ないと諦めていたのですがここで会ったが百年目なので買い。

なかなか家からものが減らないわけです。

1・2月は上記のようにバンド・デシネ棚を展開していく予定ですが、その後はまた違う感じの棚にしていこうと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

こんぶトマト文庫のふみくら

本屋「こんぶトマト文庫」のホームページです

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