10月31日(木)23時56分

まるで金曜日のような感覚で一日を終えたところ、まだ木曜日だったので少し絶望した。今週は土曜日にも仕事があるので、どのみち華の金曜日とかいうものを享受することは叶わなかったし、そもいわゆる華金的なパーリィピーポー習慣は身についていないので、何曜日だろうが特に帰路への影響はない。


10月もあっという間だった。むしろあっという間じゃなかった月は今後訪れないのかもしれないと思っている。自意識を除いた何もかもがあっという間に過ぎ去っていって、手元に残るものはあれをやっておきたかったのにといったどうしようもない悔恨ばかりに映る。

とは言っても、あれをやろうこれもしておこう、といったものが今月も少し進んだ手ごたえはあるので、あるよね?と思っているので、引き続きやっていくほかない。

年内に(個人的に)大きなものも待ち構えていて、それのおおよその準備も終わったところとなる。まだ詰めるところはあるけれど、まあきっと何とかなるのだろう。


SNSの付き合い方を変えている。ひとまず旧ツイッターの個人アカウントを削除した。そこそこ長いお付き合いをしてきたアカウントではあったけれど、ひとまずの見切りをつけた。

友人とのコミュニケーションをそこで取ることが多かったので痛手と言えば痛手であるし、そこを損なわせたことによって疎遠となる関係もあるのかもしれない。そうなってしまったのなら一抹の悲しさはあるよなと思う一方で、でもそれでもまぁきっと続くものはこれからも続いていくだろう、といったひどく楽観的な気持ちの自分もいる。

それよりは何度バツを押しても一切の性懲りも恥も外聞もなくデカデカと表示される広告群にうんざりしてしまったのだ。果たしてあれは逆効果ってやつじゃあないのか、と思っていたら、今日バスに乗っていた人がうんざりするほど流れてくる広告ゲームのうちのひとつをやっていて、あれ本当にやる人いるんだ・・・と驚いてしまった。当然ながら、やる人がいるからあれだけの広告が成立するわけなのだけど。


自分を時間を考える中で、今やらねばならないことも多分にある。

目下迫ってきているものとして、資格試験。会社で奨励されているものではあるけれど、幸い自分の食指が率先して動いてくれるジャンルのものだから、わりと勉強に身が入っている。とはいっても元来知識を持っている分野のものではなく(元より自分にはこれといった専門分野がない)、初歩的なところから押さえていかないといけないので少し難儀はしている。

でも有難いことに、中高時代にやっていた勉強が活きる分野でもあるので、昔取った杵柄とやらを引き出しか押し入れかの奥底から引っ張り出してきてどうにかこなしている。月末にひとつ、年度末にひとつ。できれば両方とも受かっておきたい。仕事上の都合もあるけれど、どちらかと言えば自分の満足のために受かっておきたいと思う。

三角関数はまだどうにかなるけれど、微分積分をやれと言われたら、今できる自信が全くない。行列なんて果たしてもう。論理系はまだいけるのか?

高等教育としての数学は、触った時点でもうダメだった。これは自分の手に負える世界の話じゃあないと心底思った。思考の深度が違いすぎる。岡潔の本を読んでいても、根本的なものの構造が全く違うんだな、と言うことを痛切に感じ入る。だからその教えを受けて一般化して出力している森田真生はほんと凄いと思う。


急激に寒くなったので、煮物が美味しい。

特に寒さと関係なく、先日ルーローハンを作った。今度はタケノコの角切りも入れたものをタネにして肉まんを蒸してやりたい。前々から作ってみたかったのだ。鳥山明作品に出てくるようなでっかくてうまそうな肉まんを。

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