9月23日(火)0時53分

慌ただしく9月が過ぎていく。

本業の方が随分と忙しなくなり、それに伴って休日に出勤することもまま発生している。急なご用命じゃない分、予定を組めるだけまだましなのかもしれない。

それとは関係なく、今月は既に相当過密な月間で、今週末までそれは続く見通しとなっている。


8月に猛暑だということで飛ばしたマルシェを9月に開いた。

結果論で言えば、この日も相当暑かった。猛暑日だった。用意してみたなけなしの氷塊はあっという間に溶けてしまった。とはいえ触れて涼を得るには十分だった。

そしてお客さんもたくさん来てくれた。これは本当にうれしい話だった。暑い中お越しいただいて本当にありがたい。

ひとまずの一年を終えたところで、もう一年マルシェを開いていくことにした。次回は早速10月。きっとあっという間だ。


「勝手に読む読書会」と銘打って、読書会を開いてみた。

あらかじめ読んでくることはせず、読み終わってから何か言い合うでもなく、無論読んでいる間も何もしない、ただ各々が持ってきた同じ本を読むだけの会。

最近自分が本を読んでいないことを手前勝手に憂いていたことがことの始まりだった。

読書会は苦手だ。何か言わなくてはならないのでは、ということ自体がややプレッシャーだし、ましてや浅薄な感想をテンパって矢継ぎ早に早口で話している自分の姿を想像するだけで涙が出てくる。そしてあらかじめ読んでくる、というのも苦手だ。読みたいときに読みたい。読まなくては、という気持ちに読むことを強いられたくない。そういうのは仕事関係の書類だけにしておきたい。でも本を読む時間は設けたい。できれば買ったはいいものの読めていないやつを。

そんな身勝手な理由に打算的な方便を設けて、「勝手に読む読書会」というものをこしらえてみた。

結果、しっかりと盛況をいただいてしまった。何故だ。ありがとうございます。

この辺はまたいずれしっかり総括していかなきゃいけないと思う。来月も引き続き開かれることだし。


また仲間内で同人誌を作ることにした。タイトルは『私のこれは趣味なのか』だ。

今回は文フリ東京と文フリ京都にも出店する。東京の方は店番にも立つ予定だけど、ビックサイトでの文フリは果たしていかほどなのか。期待と不安がない交ぜになっている。

僕は「本を売る人」というタイトルで原稿を書いた。見た通り、本を売る自分について書いてみたものになる。ここ数年の外部環境の変遷や潮流、その中あるいは傍流に立つ自分の心情や状況の変化、その辺りで思うところや自分に思うことを書いた。そういうのを一度まとめる必要があると感じた。

全部を子細に書けたとは思えない(そうすべきかも怪しい)。ただ、今の自分の根を書くことが出来たような気はしている。

12月には文フリに出すほか通販やBREWBOOKSの自分の棚でも取り扱っていく予定にしている。

良いものになるといいし良いものにしていければと思う。

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