8月23日(金)0時31分

多分冬ごろには出来上がっているであろう同人誌のあとがきを書いた。

ひとまずの初稿で可能ならば少し置いといて推敲したい、とは思っているものの、原稿の締め切りは今月末で、肝心の自分の原稿は今のところアウトラインしかできておらず中身はほとんど真っ白けなので、早いところそれに取り掛からなければならない。なのにこうやって宵っ張りに不毛な言葉を並べている。

果たして無事完成するのだろうか。


次から次へと文章が出てくることは羨ましい、と思いつつ、常に頭の中が言葉かあるいは声でけたたましいのだろうか、等とも思ったりする。

そもそも出力される前のことばは頭の中、あるいはいずこかでどういった形になっているのだろうか。どこからがことばになるのだろうか。

そんな感じのテーマが軸となった新書を昔見た気がする。読んだ覚えはない。何となく中公新書から出ていたイメージ。


今日は色々とあって、そのさなか完全にことばと思考がショートする瞬間が何度もあった。ああいうときは本当に何も言葉が出てこない。「さ、ようですか・・・・・」と言って絶句する。絶句。語句が絶える。まさにこの言葉通りだ。

その一方で、一体どこからそんなすらすらと言葉が出力されるのか、とつい感嘆してしまうほどに次から次へと言葉を接げる人もいる。当然、だからといってその感嘆が尊敬に直結するとも限らず、膨張ばかりを繰り返す言葉の空疎さにひたすらあきれ果てるような人に対して抱くこともある。よくぞまぁ、びっくりするほどの厚顔と打算を惜しみなく披露してくれるものだ、といった風に。

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